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JAさいたま東大宮野菜直売所で考える。

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田園都市線なんていう名前が残っているぐらい、「田園都市」が憧れだった時代があった。といっても、そういう憧れは、ある程度余裕のあるクラスのことだったと思う。「自然」「天然」憧れは、昔も今も、都市ゆとり生活者のもの。

その人たちを相手に、不動産商売が、「田園都市」を売り込んだというのが実態ではなかったか。買うほうも売るほうも、田園都市の文化的価値ではなく、先進流行生活の優越感、資産価値だったに違いない。「田園調布」といった名前をつけた街に、その名残りが見られる。そこへ行ったところで、ブルジョワしている感じの屋敷はあっても、田園なんかありゃしない。

「田園都市」という限りは、そこに田園が必要だったはずだ。田園といえば、手入れのゆき届いた田畑や林が必須だろう。だけど、田園都市沿線を見ればわかる通り、アワレ、そんなもん、ゼニの前には価値がない。

先日読んだ、『オオカミの護符』によれば、著者の小倉恵美子さんが生まれ育った、田園都市線沿線の宮前区土橋は、1960年代は百姓50戸ほどの集落だったのが、いまでは7000世帯をこえる街になってしまった。田園は壊滅状態といっても、過言ではない。

東大宮も似たようなものかも知れないが、東京西郊と、東京の東北では、違うのだ。だいたい、「郊外」というと、西になっちゃう東京だもの。たぶん、そういう幸か不幸かで、東大宮には、まだ田園が残っている。「田園」といえる風景かどうかはともかく、田畑がある。

いま、「農業」や「地産地消」のブームもあって、千葉の柏や、東京の多摩方面でも、農業が見直され、いわゆる「都市近郊農業」が、以前よりは注目をあびているようだ。

場所にもよるだろうが、農業が近くにあって、農業にふれながら新鮮な野菜が食べられるといったことも、場所や土地の価値になりつつあるようだ。なんといっても、生産者と消費者が直接顔を合わせられる関係が、食べ物の安全や安心にとって、かけがえのない価値になりつつある。

おれも仕事柄、以前から都市近郊農業に関心があって、東大宮のばあいは、どんなぐあいなのか気になってはいる。だけど、とくに何かしようというわけではない。できる手がかりもない。なにしろ、浦和からこちらに引っ越して4年で、まだ様子もよくわからない。農業や農業がらみのことは、あるていどの手間や時間がかかるから、はやりものに飛びつくように始めて、放り出すようなことであってはいけないし。ま、じっくりと、根気のいる畑仕事をやるつもりで。

さしあたり、このブログで、農業に関心を向けて見ようか。ということで、東口にあるJAさいたま東大宮野菜直売所なのだ。じつは、まだ開いているところを見たことがない。火・木・土の午後1時30分から5時30分までのようなので、いつもちょうど違う日時だったのかも知れない。こんど、開いている日時をめがけて、行ってみよう。

ウチは西口なので、少し歩く。去年の11月、第二産業道路の宇都宮線に架かる陸橋をこえて、ふらふら散歩しながら行った。ドイトのところで曲がって、近くのぶどう畑の実りのあとを撮影し(上の画像)、西友のそばの藪の一角に、それはあった。駅から5分とかからない場所に、この藪は、なんなのか、ゆるい景色で不思議面白い存在だ。その藪に押しつぶされそうにある、直売所は、どういうものなのか、いずれ確かめてみたい。

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