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埼玉県住宅供給公社アパート。

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東大宮駅東側、駅ホームの蓮田寄りの前スグのところにある、この建物は、建て替えだそうで退去が進んでいるようだ。1階が店舗の下駄履きアパートが2棟。カレーが人気だった「じゅん」は、すでに東口広場に移転し居酒屋として充実、最近は昼もカレーをやるようになった。

アパートのほうは、ますます歯の抜けたような景色になっている。東大宮について語る掲示板によれば、すでに10年前から「スラム」と見るひともいたようだ。

おれは、「東大宮一番街」の看板も含め、こういう景色は割りと好きだ。見た目は、建物の老朽化が進行しているようだから、建て替えはやむをえないように思えるが、あとに建つ建物が、なんとなく想像つくのが、いやだねえ。

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できたころは、庶民にとっては垂涎の憧れのアパートだったはずだ。いつできたのか、十分調べたわけじゃないが、わからない。土地のひとなら知っているだろうけど。

東大宮駅の開業が、1964年3月20日。尾山台団地の開設が、1967年。1974年12月26日に撮影の国土地理院の航空写真には、この2棟が写っているのが確認できる。
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=CKT7415&courseno=C5&photono=21

こういう看板がある景色を、いわゆるありきたりの、いまだ洋風をまねるだけの「都会風洗練」に塗り替えるのとは違う、土着的洗練の方向があるはずと思っているのだが。そんなことを言っても、相手にされませんね。

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